Introduction 〜何故にマルタ?!〜
みなさま、こんばんは。ピッキーです。
またしてもPi-子の命令で本文を書かされてしまいました。
とりとめのない駄文ですがよろしければおつきあいください。m(_ _)m
本文は我々の旅行記でありますが、マルタという国がどのようなところであるかを理解し、また、旅行に行かれる際の参考になれば幸いです。
去年の6月、入水鍾乳洞Cコースのリベンジ(「茨城・福島編」ご参照)を終えた我々だったが、まだ壮大なリベンジが残っていたのだ!?
あれは3年前のことだった・・・ヤツの名は「オーロラ」・・・ほぼ地球の反対側からヤツを一目見ようとした我々だったが、ヤツは終に現れなかった。
苦節約1000日のときを経てのリベンジ!
なぜ3年かかったのか、と聞かれると金も力も有給もない俺たち!(有給はあるにはあるんだが、取り難い・・・ああ、サラリーマンの権利だというのに・・・)
月々の微々たるお金を某旅行社の旅行積み立てで貯金をし、ついにそれが貯まったのだ。
Pi-子:そろそろ例の積み立てくんが貯まってきたよ。1月末ならちょうど1週間ぐらい休みをとれるからちょうどいいかも。
ピッキー:オレはちょうどよくもないんだが・・・よっしゃ!逝くべオーロラ・リベンジ!グリーンランドへ!!
Pi-子は「アイスランドがいいよ。海流の関係で意外と暖かいし、温泉もあるよ!」など、のたまっていたが
ぬるい!そんなぬるいことではいかん!
北極・・・といきたいところだが、ツアーがほとんどない。あってもタイヘン高価なのでちょっと無理。
北限ぎりぎりで行けそうなところがグリーンランドなのだ。
第一、温泉へ行きたければ外国へ行かなくても日本中にあるじゃないか!
Pi-子:グリーンランド、不催行だってよ。つーか、催行している日がないみたいなんだけど・・・
ピッキー:この時期グリーンランドに行く強者はそうはいないか・・・せっかく我々は稚内(「稚内編」ご参照)で鍛えたというのに。みんな根性ないなぁ
ちなみに1月のグリーンランドの平均気温は−(マイナス)25℃である。
Pi-子:チュニジアはどう?
ピッキー:チュニジアにオーロラ出るかい!
Pi-子:それは無理、アフリカだよ。いや、オーロラとは関係ないんだけど、おもしろそうだな〜と思って。値段が手ごろだし。(\119,000〜\288,000)
ピッキー:アフリカ・・・人類発祥の地(かなり離れてはいるが)こりゃ逝くしかねーな。逝くべチュニジアへ!
Pi-子は「スターウォーズ・エピソード1」の撮影に使われたマトマタの穴倉住居が見たいんだそうだけど、オレはやっぱり、砂漠!
探検家の定番コース!これぞ男のロマンっ!!
Pi-子:問い合わせしたら満員だって。けっこう人気あるんだね。
ピッキー:あじゃぱー
そうだろうな・・・なんせ、お正月のトップシーズンでなければ、20万円以下でアフリカまでいけるのだ。
ちなみに希望の1月末なら\129,000だった。
Pi-子:H社でもほぼ同額ツアーを出しているんだけど・・・
ピッキー:ちなみに旅行積み立てというのはどこの旅行会社でも使えるのかい?
冒頭で紹介した通り、我々は月々旅行代金を某旅行社の旅行積み立てに貯金していたのだ。
某旅行社というには日本で最大手のあの会社、その名も頭文字(イニシャル)"J"
Pi-子:それは無理。J社以外のツアーでいくなら積み立て貯金以外のお金で行かなきゃ。
ピッキー:せっかく積み立てたんだから貯金したお金で行こうよ。こうなったら意地でもJ社の旅行で行かないとな。
Pi-子:アラスカもあるよ。
ピッキー:よっしゃ復活レッツ、オーロラプラン
しかし、結果は・・・
Pi-子:こっちも満員で今からだとキャンセル待ちだって。希望出発日までもう1ヶ月をきっているから、キャンセル待ちはかなりリスキーだよ。
ピッキー:こうなったら催行が決定してる物で、まだ空きのある物を探そう。
Pi-子が世界征服スーパーコンピューターに向かい、J社のサイトとにらめっこを始めた。
Pi-子:カナダがあったー!
ピッキー:おお、カナダか。オーロラ見れるかな。
Pi-子:あ、ダメだ。この日は私が休みがとれないや
ピッキー:がちょーん
Pi-子:・・・マルタはどう?
ピッキー:マルタ?オーロラは?もしくは砂漠は?
Pi-子:両方ないっ!ヨーロッパのリゾート地、地中海の真ん中にある島だよ。
ピッキー:いきなりリゾート地かよ!しかもこの時期泳げるかい!
Pi-子:でも世界遺産の遺跡と建物がたくさんあるよ。それに泳げないほうがいいってば
なんで泳げないほうがいいのか激しく疑問だが、ここはつっこまずにおこう・・・どうせ「戦闘スーツ(俗名:水着)が・・・」とか言い出すのだろう。
現地のデブ専大型戦闘スーツでも買えばいいのに・・・
数々の歴史的遺産・・・確かに一見の価値はある。人類発祥まではいかないが、紀元前のものから中世の十字軍の残した遺産まで。
貴重な遺跡を見て太古の人類に思いをはせるのも悪くはないな・・・・・・・・しかし・・・・・・・・・何かが・・・足りない。
そう・・・何かが・・・・・・・・・。
勘のいい読者の方なら察しはついているだろう。
そう・・・冒険がないのだ。スリルが!探検が!アトラクション!?が足りないのだ!
オプショナルツアーがハーバークルーズとシーフードランチと散策(昼食付)だと!?なめんとんか!
我々を誰だと心得ているのだ!
急流下りとサバイバルランチと探険(昼食付)でも用意せんかい!
Pi-子:マルタにんなものあるわきゃないだろっ!いやならやめようか?
ピッキー:いや、いってみたいなぁ
こうしてやっと旅行先が決まった。
5度めの正直だ、逝くべマルタへ!
(ピッキー)

ここからPi-子です。
マルタ・・・地名と場所はなんとな〜く知っていたのですが、ここを選択した理由はいつも通勤の途中で通る喫茶店です。
某大きな駅で下車し、会社までの道の途中の商店街にマルタの写真を展示している喫茶店があるのです。
島というより一隻の軍艦のような城塞都市・・・それと対照的な青い海、青い空・・・
その写真を見た時からPi-子の「征服したい所リスト」に"マルタ"の3文字が付け加えられたのでありますが・・・こんなに早く行く機会が訪れようとは思ってもいませんでした。(^_^;A
しかしなぁ、ピッキー・・・
ピッキーとのつきあいは長い方だと思うんですけど、いつから、または何が彼をこんな秘境野郎
にしてしまったのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え、私?
(Pi-子)
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