与那国島
マジでテンペスト(嵐)
石垣島
波照間島



前書き

日本の最北端の地(稚内編参照)を終えてから数日後。
ピッキー:やはり、最北端を征服したからには最南端も征服しなければならないな!
言い出したのはPi-子ではなく、ピッキーです。

Pi-子:最南端かぁ・・・最南端ってどこだろう?沖縄?
ピッキー:沖縄だろうな・・・世界征服スーパーコンピューターですぐに検索だ!


ピ・ポ・パ

検索結果
最南端:沖ノ鳥島・・・しかしながら一般人が簡単に行けるところではないので、誰もが許可なく行くことが可能な最南端の地は「波照間島」である。

ピッキー:「波照間島」かぁ。まさに"果ての島"的でいいね。で・・・どうやって行くんだ?
Pi-子:東京からの直行便はないから石垣島まで飛んでそこからフェリーだね。
ピッキー:ふ〜ん・・・ところで最西端はどこになるんだろう?
Pi-子:何?今度は最西端?ちょっと待ってね。


ピ・ポ・パ

検索結果
最西端:与那国島

Pi-子:やっぱり東京からの直行便はないから那覇か、石垣島まで飛んでそこで飛行機乗り換えだね。
ピッキー:フェリーはないのかい?
Pi-子:あるけど、ほぼ半日かかるよ。「最西端」という名前のとおり、石垣島から行くよりも台湾まで飛行機で行って、フェリーに乗り換えた方が近いかも ・・・って思ったけど、定期便がないや。残念。

ピッキー:そうか、じゃあ、次の旅行は「日本の最南端と最西端の旅」で決まりだな!
Pi-子:ちょっと、ちょっと!簡単に言うけど、沖縄の離島行くのは海外旅行並みのお金と日数がかかるよ!
ピッキー:だいたいどのぐらい?
Pi-子:そうねぇ・・・石垣か那覇へ行ってトランジットして与那国行って、石垣戻って波照間行って・・・そうすると料金はぶつぶつぶつ・・・日数は約1週間、代金は10万ぐらいかな。 だいたい、最南端と最西端の島って何があるワケ?
ピッキー:そうだな〜・・・
(スーパーコンピューターで検索中)あ、「海底遺跡」だってよ。
Pi-子:何それ?ちょっとワクワクするね。



与那国島海底地形
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与那国島海底地形(よなぐにじまかいていちけい)は、沖縄県八重山諸島与那国島南部の新川鼻沖の海底で発見された海底地形である。
人工的に加工されたとも考えられる巨石群からなることから、海底遺跡と考える説もあり、この立場からは与那国海底遺跡、与那国島海底遺跡とも呼ばれる。

しかしながら自然地形なのか、人工的な遺跡なのかについては後述の通り論争がある。

1.遺跡説
1-1.古代文明遺跡説 かつて古代文明がこの地に存在し、何かに使用した建物であるとする説。
1-2.石切り場説 古代文明遺跡説に対して、施設を作るために石を切り出す場所であったとする説。
1-3.中世遺跡説 古代文明遺跡説に対して、比較的新しい時代の遺跡とする説。

2.自然地形説
2-1.侵食説 岩が侵食されてできた自然地形であるとする説

wikipediaより抜粋


Pi-子:諸説はあるけれど、まだ分かっていないわけだ。ますますロマンがあるねぇ。
ピッキー:行きたくなってきたでしょ?
Pi-子:でも、海底にあるわけだから行けないんじゃない?
ピッキー:いや、グラスボートでも見られるらしいぞ。でもせっかくなら潜りたいなぁ。


海底遺跡を見る方法は3つ、ダイビング、シュノーケル、グラスボート。
グラスボートとは海底部分がガラスになっていて水中観察ができる船のことです。
一番海底遺跡の近くまで行けるのはもちろんダイビング・・・だが、海底遺跡のある場所はかなり流れが早い難所であり、ベテランでも難しい場所らしいということが発覚。

Pi-子:グラスボートでいいんじゃん?
ピッキー:いやいや、シュノーケルぐらいだったらいけそうだぞ、シュノケール!決定!!
Pi-子:シュノーケル〜ぅ、私、泳げないし、何よりも水中用の戦闘スーツ
(一般俗称:水着)がぁ・・・
ピッキー:シュノーケルなんて、浮かんでるだけなんだから泳げるとか泳げないとか関係ないって!だいたい脂肪は浮くから大丈夫!!!

あたたたたたたたたた(# -_-)=○))))))°ρ°)ひでぶ

ピッキー:何が悪いんだよ、一般論だろ〜!
Pi-子:いや、限りなく悪意を感じたが。
ピッキー:シュノーケルはウェットスーツ着ちゃうから大丈夫だって!
Pi-子:え〜、ウェットスーツって体型でるじゃん。まぁ、確かにシュノーケルもやってみたいけどね・・・ぶつぶつ。


ピッキー:まる姐さんとか一緒に行かないかな?以前グアムでダイビングやったとか言ってなかった?
Pi-子:そういえば、そんなこと言ってたね、行くかどうか分からないけど声かけてみようか。


後日・都内の某カフェにて、Pi-子、まる子、るむ。

Pi-子:・・・というわけで、今年の9月の連休は沖縄離島「日本の最南端と最西端の旅」に行こうと思うんだけど参加する?
るむ:えー、その時期は休めないなぁ。
まる子:っていうか、最南端と最西端って何があるの?
Pi-子:とりあえず「最南端と最西端の碑」が・・・それから最西端の地、「与那国島」には海底遺跡があるよ。
まる子:でも海底遺跡なんてどうやって行くの?
Pi-子:とりあえずシュノーケルにしようかと。あれだと浮いてるだけだっていうし。無理そうならグラスボート(底がガラスで海底が見える船)もあるから、それでもいいかと。 ダイビングが一番そばまで行けるんだろうけど、かなりの難所らしいよ。しかもダイビング経験はないから事前に練習もしなきゃいけないし、そうなると最南端の「波照間島」まで行くのはかなり難しくなっちゃうしね。 でも、まる子さんは経験者だからダイビングにチェレンジしてみてもいいんじゃん!
まる子:私も休みがとれるかどうか難しいし、ドタキャンも悪いから止めておくよ。どのみちダイビングなんてだいぶ前にことだから、もう忘れちゃったし、 ベテランでも難所なんでしょ、そこ。でも、何よりも9月の台風シーズンにPi-ちゃんと沖縄へ行くのはかなりリスキーかと・・・
るむ:そうね、危険な賭けだわ。
Pi-子:おっしゃる意味がよくわかりません。
まる子:とりあえず「気象神社」へ行った方がいいんじゃない?富士山はおかげで天候に恵まれたことだし。
Pi-子:まぁ、大丈夫だと思うんだけどね。一応行っておこうか。


その後、ツアー(フリープラン)と海底遺跡シュノーケルの申し込みを済ませ、念のために高円寺の「気象神社」(パワースポット編参照)へ行き、準備も万端に整える。
備えあれば、憂いなしとはまさにこのこと!

出発2日前

ピッキー:沖縄の天気予報はどうなってる?
Pi-子:大丈夫、滞在予定期間中はずっと晴れマークついているよ。今回は雨対策よりもUV対策をしといた方がいいかもね。
ピッキー:・・・だといいんだけどな・・・。

なんだ、ピッキー、心配性だな。

ぴろぴろり〜ん

Pi-子:あ、まる子さんからメールだ。


送信者 まる子

件名 沖縄

先々週は台風が来て、先週は来なかったから、確率的に今週はまた台風・・・なんだけど、とりあえず大丈夫そうだね。

出発は明日だっけ、あさってだっけ?
気をつけて行ってきてね。

気象神社の効果はいかに!?


確率的には今週台風か・・・ま、大丈夫でしょ。

出発1日前

天気予報のお姉さん:え〜、今、沖縄の近海で突然、台風が発生したとのニュースが入ってきました。
ニュースキャスター:へ〜、台風ってもっと南の方、フィリピン近海とかえ発生するもんだと思ってたんですけどね。
天気予報のお姉さん:はい、珍しいパターンですよね。でも本州直撃はなさそうなので大丈夫でしょう。続いて関東地方の天気予報です・・・

沖縄の近海で突然、台風が発生

なんだ、このニュース番組(天気予報)!?
こんな重大ニュースさらっと終わらせやがって!?(激怒)

ぴろぴろり〜ん


送信者 るむ

件名 沖縄

Pi-子さん、出発って明日かな?
台風発生したって?想定内、想定内・・・

希望は大きく、期待は小さくして楽しんできてください。

気象神社参ったんですから、回復する・・・はず


(Pi-子)


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