石垣島(後編)


川平湾


ピッキー:次は川平湾で青い海、青い空を堪能だ。
Pi-子:洞窟堪能したからいいよ〜、よきにはからえ〜。




川平湾に到着したところまではよかったが、なんと駐車場満車!!
ピッキー:う〜ん、満車とは想定外。
Pi-子:石垣島鍾乳洞なんかガラガラだったけどねぇ。


そりゃ、石垣島で一番の景勝地。
日本百景にも選ばれている湾だもの。
Pi-子:あ、あそこ、空いたよ!
ピッキー:うりゃ、駐車だ〜!


まずは川平湾公園の展望所から海を見てみる。
Pi-子:お〜、これはきれいだ。

眼下に広がる白い砂浜、エメラルドブルーの海。
与那国の海もきれいだったんだけどね(天気悪かったけど)それとはまた違ってきれいな海です。

エメラルドブルーの川平湾ひえぇ〜

ビーチまで歩いていくと「草むら ハブ注意」という文字が。
与那国にはハブがいない島だったけど、石垣にはやっぱりいるのね。

しかし、こんな見事な海なのに泳いでいる人がいないんですよね。
実は川平湾は潮流が速く遊泳禁止なんです。

でも、グラスボートに乗れば海の中の美しいサンゴを観察することができるんですよ・・・ってことで乗船。(¥1,000)


グラスボート
船内

海底がばっちり見える・・・あ、海亀だ!グラスボートなのに・・・

ついつい時間を忘れて見入ってしまいました。
潮の干満によって海の色合いが変わるらしいので時間を変えて来てみたら面白いですよ、との説明でした。

Pi-子:次のプランは?
ピッキー:御神崎(おがんざき)で夕日を見ようかと思ってるんだけど、まだ時間早いな。
Pi-子:じゃあ、近場でどこか・・・
ガサガサ(地図を見る)「ヤエヤマヤシ群落」だって、ヤシの木がいっぱいあるのかな?
ピッキー:ふ〜ん、じゃあそこ行ってみるか。

「ヤエヤマヤシ」は石垣島と西表島のみに分布する固有種で国の天然記念物に指定されています。
石垣島・於茂登岳の裾野、米原にある「ヤエヤマヤシ群落」はちょっとしたハイキングコースになっていて、ヤエヤマヤシ以外にも南国ならではの亜熱帯の植物を色々観察できるのだそうです。



ピッキー:この辺?
Pi-子:ん〜、この辺だと思うんだけどねぇ。果てしなくさとうきび畑が続いているので、どこで曲がるのかよく分からん。

この車にはカーナビがついていないのでPi-子ナビにて運行しております。

ピッキー:相変わらず頼りにならないナビだなぁ。(←ひと言余計だ)
Pi-子:やや!「ヤシ記念館→」って案内板発見!!この辺で曲がってみようか。
ピッキー:・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず曲がってみるよ。

さとうきび畑の中をひたすら直進。
とりあえず、進行方向にやしの林があるから外れではなさそうだ。

ヤシ記念館に到着。
Pi-子:「佐竹利彦椰子記念館」・・・ガイドブックにも載ってないよ。なんかすごくマイナー感が・・・
ピッキー:まぁ、来ちゃったし、入ってみるか。



ヤシ記念館?
佐竹利彦椰子記念館
Pi-子:すみません、大人2人。
受付嬢:はい、¥600(2人分)になります。横にエレベーターがあるので、そこから進んでください。屋上からの景色がバツグンにいいですよ。


やしの博物館なのに、屋上からの景色がいいとは? とりあえず言われた通りにエレベーターに乗ると「屋上」のボタンを押した。

エレベーターから降りると受付嬢の言っていた通り、前には海、後ろにはヤシ林が見えた。
これで雲がなければ最高なんだけど・・・ん?雲?
Pi-子:さっきまであんな黒い雲なかったよね?
ピッキー:そうなんだよ。イヤな予感がするな。これから夕日の時間だっていうのに・・・。


ああ、なんかお約束な展開になりそうだけど、屋上からの景色を写真に収めたら博物館の中へ。

米山ヤエヤマヤシ郡落海となぜか黒い雲

中は"ヤシ記念館"という名前のとおり、世界の代表的なヤシや珍しい種子の紹介、ヤシが人々の生活でどのように使われているかということが展示されています。

Pi-子、銅像の前で足を止める。
Pi-子:この人が"佐竹利彦さん"なんだ。知ってる?
ピッキー:知らない。



記念館の中
佐竹利彦先生像・・・後光が

佐竹利彦さんは「リュウキュウヤエヤマヤシ(学名:サタケンチャ・リュウキュウエンシス)」が新種であることを発見したヤシ研究の権威者。
本業は広島にある食品産業総合機械&食品のメーカーの社長(2代目)。
1933年、佐竹利彦氏23歳の時に1本のヤシの苗をもらった事がきっかけで、ヤシについて知りたいと思ったそうですが、当時日本では事実上ヤシ科植物の研究はなされておらず、 参考になる文献も研究者もほぼ皆無だったのです。
「面白いじゃないか、じゃあ、オレがやってやる!」と思ったのか分かりませんが、自らヤシについて研究を始め、趣味が高じて遂にはヤシ研究の権威となったのです。

Pi-子:う〜ん、2代目の道楽ってヤツ?
ピッキー:散財しただけなら"道楽放蕩息子"かもしれないが、趣味もここまでつきつめるとはすごいよ。その道の権威だよ!


一通り展示物を見てまわり、エレベーターで下に戻ると
受付嬢:お疲れさまでした〜。
なんとお茶とお菓子(フルーツの砂糖漬け)のサービスが。
なんかサービスのいい記念館だな。
このサービスに気をよくして、ヤシの実で作ったペアカップを購入してしまいました。(作戦だったんだろうか?)

博物館を出ると車は一路"御神崎(おがんざき)"へ・・・すると・・・

ピッキー:うわぁ、雨だぁ!!
Pi-子:えっ?雨?
よく見るとフロントガラスに水滴が1滴、2滴・・・

ぽつ、ぽつ、ぽつ・・・ざああぁぁぁぁぁ


Pi-子:ああ、なんてお決まりな展開なんだろう・・・(´ー`;)
ピッキー:オレの夕日!オレの夕日がぁ!!どうしてくれるんだよ、Pi-子!!!!!(T◇T)
Pi-子:雨が降るとすぐ人のせいにするんだから・・・まだ台風の影響で天気が不安定なのかね。


バケツをひっくり返したような・・・という形容がふさわしいような雨だったが、このテの雨は長時間続かないもので、御神崎に着くころにはだいぶ小降りになっていた。


御神崎灯台
Pi-子:よかったじゃん。小降りになったよ。
ピッキー:まったく、ひやひやだよ。


御神崎は石垣島の北西部、御神崎半島の北にあります。
青い空、緑の芝生、白い灯台というコラボレーションは非常に映えます。
夕陽がきれいに見れるポイントとしても有名で、すでに駐車場は満車、灯台へ続く1本道には縦列駐車で車がたくさん停まっていました。(うちも縦列駐車)

灯台の中に入ることができませんが、灯台のふもとからの景色もGOOD!
しかし・・・
Pi-子:日没まで、あと30分ぐらい?景色はいいけど、ここでボーッとしていてもヒマだね。
ピッキー:西側に広場があって、崖の方まで下りていかれるらしいぞ。
Pi-子:じゃあ、そっち行ってみようか。


西側へ行くとちょっとした広場のような場所があり、そこから先は行ってよかったのかどうか分からなかったけど、まぁ「立ち入り禁止」とも書いてないし、いんじゃないの?と判断して断崖へ続く道を進む。
荒々しい断崖の景色や、巨大な奇岩が間近で見られて面白かったけど、柵があるわけではないので、足元には要注意!(事故は自己責任で)

ピッキー:あっ、虹だ!
Pi-子:どこ?あ、本当だ!


雲がなければ、全体がもっとよく見えたんだけど・・・文句を言ってはいけません。
沖縄に来てから天気が悪い日が続いたから、天からの詫び(?)かな?
イキな計らい(?)に感謝。

虹が消えた頃にようやく陽が傾いてきた。
周りを見るとずいぶん人が増えている(特にカップル多し)。

よく見ると二重の虹御神崎の夕日

期待を裏切ることのない美しい夕日でした。
雲があったのがちょっと残念だけど、見られただけで文句を言わないようにしよう。

さ〜て、そろそろお腹も減ってきたし、日も沈んだから今日の観光はこれで終了かな〜。
Pi-子:さ〜、夕食だ!
ピッキー:さ〜、夜景だ!
Pi-子:え?まだどこか行くの?
ピッキー:日が沈んだら、今度は夜景!常識だよ!!


常識なのか?
お腹が空いていたので文句を言いながら、石垣島随一の夜景スポットというパンナ岳へ。

石垣市街地の北側にあり、標高230mで山というより丘のようですがあまり高い建物がないので展望はばっちり!とのこと。


パンナ岳・エメラルドの海が見える展望台からの夜景
Pi-子:石垣島にはハブがいるよ。
ピッキー:知ってるよ。
Pi-子:蛇は夜行性なんだよ。
ピッキー:ハブが怖くて夜景が見られるか!!Pi-子は車の中で待っててもいいよ!
Pi-子:いや、せっかく来たんだから夜景は見る。

文句言いながらも展望台へ。

バンナ岳の頂上付近に「エメラルドの海が見える展望台」という展望台があり、昼間はその名の通りエメラルドの海の他、天気がよければ石垣島の周辺離島の竹富島、西表島、小浜島などが見られるんだそうです。
夜は当然海と周辺の島々は見られませんが、その代わり街の灯りがとても綺麗に見えるわけです。

展望台は最近整備されたらしく、新しい建物で、階段はなんとほんのりとしたブルーのライトで照らされ、川口浩(ヘッドランプだよ)要らずになっていた。
夜景を前にして展望台のきれいさに感銘を受ける。

展望台からは石垣島市内が一望できました。
昼間はエメラルド色の海もきれいなんだろうな〜。

バンナ岳丘陵に、約400ヘクタールの広大な森林公園、パンナ公園が整備され、「エメラルドの海が見える展望台」にも2ヶ所展望台があります。
景色だけでなく、野鳥、亜熱帯ならではの動植物達を見てまわるのもいいかもしれません。

夜景も堪能したし、ようやく夕食タイム!
石垣港近くにある琉球の爺 (りゅうきゅうのおやじ)へ。

塩寿司と石垣牛コロッケ(食べかけ)ヤシガニ汁

"石垣の塩で食べる 塩寿司"をオーダー、お醤油ではなく、岩塩のような塩で食べるのですが、これが美味しかった。
他にも手作りジーマミ豆腐、石垣牛のコロッケ、石垣牛のにぎり、グルクンのから揚げ・・・なども頼みましたが、どれも絶品。
調子にのって頼んだヤシガニ汁は一杯¥3,500もしたけど、これまた美味しかったので悔いなし!

ようやく台風から開放され、観光エンジョイ!な日でした。

(Pi-子)

本日のお宿 :八重山荘


(お役立ちリンク)
(財)サタケ技術振興財団が沖縄県石垣市に建設した「佐竹利彦椰子記念館」。この記念館は佐竹利彦の志を偲ぶとともに、石垣市民の皆様をはじめ多くの方々にヤシを紹介することで、地域振興や植物学の発展に貢献することを目的に建設されました。
郷土料理 琉球の爺
地産地消「おきなわ食材の店」登録店。石垣島のめずらしい食材が食べられる。