到着しました熊野本宮大社。
裏鳥居をくぐって熊野大社の中へ入ると八咫烏(やたがらす)ポストがお出迎え。
このポストからハガキや手紙を出せば、社務所で「熊野本宮」のスタンプを押印してくれるそうですよ。
八咫烏は三本足の烏で日本神話において神武天皇を熊野から大和まで先導したといわれています。
熊野権現の使いであり、日本サッカー協会のシンボルマークになっていることでも有名。
導く…というところから必勝祈願や交通、旅行、通学の安全のご利益に期待する人が多いそうです。
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 おみくじ かわいい! |
八咫烏(やたがらす)ポスト | |
ふと社務所を見ると八咫烏のおみくじを発見!
Pi-子隊長:八咫烏のおみくじかわいい〜、1個ひいてみよ。
巫女さん:お腹のところにおみくじが入ってるんですよ。
Pi-子隊長:割らなきゃダメですか?
巫女さん:いいえ、大丈夫です。下に穴が空いているのでそこから出せますよ。
とは言われたものの…
Pi-子隊長:引っ張り出せないんですけど… (´o`;
でも、割りたくないし
巫女さん:ちょっとかしてもらっていいですか?
巫女さんペンチを取り出しておみくじを引っ張り出した。
ペンチが用意してあるってことは、取り出せない人続出なのか?
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本殿に続く神門 | 本殿左にある本宮大社拝殿 |
神門をくぐって本殿の中に入る。(ここから先は撮影禁止)
檜皮葺きの古色蒼然とした社殿が向かって左から第一殿・第二殿の相殿(あいどの)、第三殿、第四殿と3棟並んでいます。
第一殿(西御前)御祭神:熊野牟須美神(くまのむすみのかみ)と事解之男神(ことさかのおのかみ)
第二殿(中御前)御祭神:御子速玉之神(みこはやたまのかみ)と伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」を祀っています。
第三殿(証誠殿 しょうじょうでん) 御祭神:家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
平安初期には熊野坐神(くまのにいますかみ)= 熊野にいらっしゃる神と呼ばれており、熊野大社の主神です。
第四殿(若宮)御祭神:天照大神(あまてらすおおかみ)
本殿境内から出たところで見知った3人組を発見。
Pi-子隊長:Congratulations!お疲れ様でした。
男性:ありがとう。お互いにね。
まる子:今日はこの後どうするんですか?
女性B:熊野大社をお参りしたら温泉につかってゆっくりしようかしら。
Pi-子隊長:お泊まりはどちらに?
女性A::湯の峰温泉に2泊よ。
2週間も旅行するんなら、
2泊だよね〜 (3泊4日の我々はもちろん一ヶ所に1泊)
フィリピンからの3人組とはここで別れ、我々は階段を下って表から駐車場に向かう。(裏からはいったので)
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石段の両脇には「熊野大権現」と書かれた奉納幟がずらり | プチ奉納幟もあり |
158段の石段を下りたところで…
大将:あ〜、腹減ったな。
もはやお約束…でも、今日はよく歩いたしね。
Pi-子隊長:この辺で食事ができるところ…か。
マコ:そこに食事処っぽい店があるよ。
見ると新しくオープンしたようなお店が見えた。
「茶房 珍重庵(ちんちょうあん)」と書いてあるけれど、軽食(お蕎麦など)はありそうなので、入ってみましょうか。
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茶房 珍重庵(ちんちょうあん) | もうでそば + めはり寿司のセット |
ちょうど昼時だったので、店内は満員御礼だったけれど、少し待っていると空きができたので全員着席できた。
まる子:神社のお膝元だから「もうでそば」なんだね。
Pi-子隊長:熊野本宮に詣でた後で寄るのにはちょうどいいロケーションだからね。
ピッキー:老舗っぽいよ、建物は新築だけど。
マコ:そばとセットになっている「めはり寿司」ってなんだろう?
大将:よく分からないけど、オレ それとそばのセットにしよう。
結局、全員 もうでそば + めはり寿司のセットをオーダーしたのだった。
店主:お待たせしました。
めはり寿司…にぎり寿司のようなものを想像していたのだが、やってきたそれを見ると、おにぎりのような形。
ただし、海苔ではなく、葉っぱで包んであるのだが。
大将:中に具も入っているけど、葉っぱに味がついててうまいぞ!
店主:めはり寿司初めてですか?それは高菜の浅漬けの葉で包んでいるんですよ。鰹などの具材を入れてますので、おにぎりのような感覚でお召し上がりください。
めはり寿司というのは南紀・熊野地方の山仕事、農作業で食べる弁当としてはじまったと伝えられている。
「目を張るように大きな口を開けて食べる」もしくは「目を見張るようにおいしい」から「めはり寿司」と呼ばれるようになったという説があるようです。
もうでそばは大根に梅が添えられていてあっさりした味でした。
梅が添えられているところがやはり「紀州」ですね。
Pi-子隊長:名物の「もうで餅」も食べたかったけど、めはり寿司食べたらお腹いっぱいになっちゃった。
まる子:けっこうボリュームあったもんね。
大将:そうか?
マコ:まだ全然食えるぞ。
ピッキー:お店は新しいようですけど、最近オープンされたんですか?
店主:いいえ、前からやってたんですけど、2011年の台風12号でかなりの被害を受けましてね。本宮さんに向かう階段の10段ぐらいのところまで水がきて、「瑞鳳殿(研修施設)」とその中にあったうちの店はもう使えんようになったんですわ。
思い出した、そうだ、あの年(2011年)は3月に大地震、9月に台風でエラい災害の多い年だった。
店主:去年「瑞鳳殿」の建て替え工事がようやく終わって、リニューアルオープンになったんです。
「瑞鳳殿」は浸水の教訓から、床を約2メートルかさ上げしたということだ。
台風も津波も…水害って本当に怖い。(怖いのは水害だけじゃないけどね)
お腹も十分に満たされたので、次に急ぐ。
まる子:次行くとこ…これ、なんて読むの?
Pi-子隊長:瀞峡(どろきょう)?たぶん。
瀞峡(どろきょう)は、奈良県、和歌山県、三重県の三県にまたがる吉野熊野国立公園の一部で、太古より川の浸食活動の繰り返しによって延長31kmの瀞峡が形成されたといわれています。 またの名を瀞八丁(どろはっちょう)とも言われ、奇岩や巨岩、そして断崖が次々と現れ、雄大、壮観な景色を季節を問わず楽しむことができます。
大将:泥(どろ)なんていうと、あんまりきれいじゃなさそうだけどな。
Pi-子隊長:いやいや、泥(どろ)じゃなくて、瀞(どろ)!!
瀞(どろ)河川の流れの中で,水が深くて流れの緩やかな所。 (by 三省堂 大辞林)
ピッキー:(窓の外の川を見ながら)しかし、ここんとこ、雨降らないから水深浅そうだな。運行しているのか?
Pi-子隊長:HP見ると欠航って書いてないから大丈夫だと思うけど。
マコ:どっちにしても、このトンネルを越えたところに舟乗り場だよ。
到着するとさっそく窓口で運行確認。
Pi-子隊長:すみません、今日は運行されてます?
受付:はい、大丈夫です。次回13:30出発になります。
大人1人 3440円 インターネットの割引クーポンを使用しても3100円…けっこうするな。
舟乗り場はお土産屋にもなっているの、お土産を物色しつつ、紀州南高梅ソフトなどを食べつつ、乗船時間になるまで待つ。
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 ウォータージェット船 |
紀州南高梅ソフト | |
しばらくすると乗船開始のアナウンスが入り、船は定刻通り13:30出発となった。
50人乗りの船だけど、この日は乗客、乗務員を含めてもその半分ぐらい。
座席も指定されているが、あまり意味ないような…。
ブオオオオ
船は瞬く間に加速していく。
さすが
ウォータージェット船!
目の高さからちょっと下に水面が見え、真っ白な波しぶきをあげながら進んで行くのは気分爽快!
上から川を眺めていたら、水量がずいぶん少ないように見えたけど、この船は吃水が浅く、水深35p以上あれば大丈夫なんだとか。
今、通っている場所は川が大きく蛇行していて、ある角度から見ると、UFOのように見えるらしい。
TV 「ナニコレ珍百景」、「あのニュースで得する人損する人」 で放送された木津呂(きづろ)。
本当はUFOみたいな景色が見てみたかったんだけど、遊歩道として整備されていない本格的な山道を1時間以上(片道)と聞いて今回は断念。( ; ; )

(嶋津観光協会さまよりお願い)
・登山道がない山道を2時間ほど歩きますので、迷う人が多いです。また地元所有の土地を歩くので、もしこの景色の場所まで行きたいのであれば、観光協会主催のツアーに参加されることをおススメします。
・夏場は、熱中症の危険が非常に高いので避けた方が無難です。(GWでもかなり蒸し暑くて、汗ビチョビチョでした)
また、この辺で入り組んでるのは川だけでなく、三重県、奈良県、和歌山県の県境も複雑になっているのだ。
地図を見るとどう見ても奈良県もしくは三重県なんじゃないの?
と思うのが普通だけど、ここは正真正銘の和歌山県なのです。
もともと北山村近辺で林業が盛んであり、切り出した材木を下流の新宮へ持って行き、取引をしていた為、現和歌山県新宮市の地域とのつながりが強く、明治になり廃藩置県で新宮が和歌山県に入ると、地理的に奈良県になるはずだったが、村は新宮との結びつきの強さから和歌山県に属することを望み、それが叶った結果、飛び地になったと言われています。
木津呂を越えたところで、瀞八丁と呼ばれる巨岩・奇岩のアートが続くエリアに入ると、船はスピードダウンし…
ぐおおおおおん
低い機械音がしたかと思うと、突然 船の屋根が
オープン!
大将:ん?何だ?
ここまで熟睡していた大将も起き出した。
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 ああっという間にオープンジェット船に!? |
ん?なんだ!? | |
ここから先はジェット船もスピードダウンし、断崖奇岩の絶景が見られる。
 甲羅干しをしている亀の様な亀岩 |
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| 42mの奥行きがある洞窟 寒泉窟 |
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とさか岩 | 山彦橋 |
田戸乗船場に到着し、15分下船して休憩。
下りた所ではアイスクリームや塩焼きなどちょこっとしたものを売ってたりするけど、他に何かあるわけでもなく、周辺の写真を撮り終わると全体的に退屈モード。
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田戸乗船場で休憩 | カフェ・瀞ホテル(以前は旅館) |
Pi-子隊長:あの高台にある古い建物は何ですか?旅館ですか?
船長さん:よりどエライ昔は旅館やったんやけど、今はカフェになりよったのやろか?大正時代に建てられたみたいや。
ちょっと行ってみたかったけど、あそこまで上ってお茶して帰ってくるのは15分ではかなりキツい!
船長さん:4年前の台風の時には川が氾濫して、カフェの1Fまで浸水したんやて。そこの山彦橋のところまで水がいったいうから…ともかくすごかったんよ。
今現在の穏やか川を見るとまさかあそこまで浸水したなんて信じられない。
20mぐらいの高さがあるそうで、伊勢湾台風(1959年)の時よりも水位が上がったんだとか。
未曾有の大水害で、ウォータジェット船の運航再開までは4ヶ月かかったというのだが、会社の所有している船は一隻も流されなかったということですよ。
熊野権現にご加護があったのでしょうか。
船はここで折り返し、乗船した志古乗船場まで戻っていった。
船から車(レンタカー)に乗りかえて、今日はあとは宿へ向かうのみ。
大将:今回は食事付きじゃないんだろ?夕飯どうするんだ?
Pi-子隊長:夕飯はついてないけど、今日の宿は中華屋さんだから、そこで済ませようかと。1Fで食事、2Fで宿泊ならみんなアルコールも飲めるし、一石二鳥でしょ。
まる子:今回は初日が喫茶、2日目が中華屋さんで宿泊なんだ。
Pi-子隊長:さらに明日は…まぁ、それはお楽しみ。
マコ:宿泊先が中華屋だとしても、営業時間調べておいたほうがよくないか?地方って信じられないぐらいお店閉まるの早かったりするぞ。
Pi-子隊長:食べロ○ には20:30ラストオーダー、21:30までって書いてあるから地方にしちゃ営業時間遅いほうだよ。
マコ:食べロ○…どうかな?営業時間が変更されてても更新されてなかったりするし。
お店(宿)に到着し、さっそく営業時間を聞いてみる。
女将さん:営業は20:30までですよ。(ラストオーダー19:30)
マコ:やっぱり…
Pi-子隊長:いまから温泉に行って帰ってきたらご飯にしようかと思ったんですけどね…
女将さん:この辺、温泉近くにありますし、いま18時過ぎだから、1時間あれば行って帰って来られますよ。
確かに近くに川湯(冬場には本当に川が温泉になる)、わたらせ温泉があり、車ならば5分ぐらいで行ける距離。
ちょっと足を伸ばせば湯の峰温泉も行ける。(車で10分)
Pi-子隊長:う〜ん、どこ行こうかね?
女将さん:わたらせ温泉は「西日本最大の露天風呂」と言われてるんですよ。えーと、この辺に…あった!割引き券。
せっかく割引き券ももらったことだし、西日本最大の露天風呂というのも見てみたいと思い、わたらせ温泉へ。
マコ:じゃあ、7時に入り口で集合な。
あと30分かあ。
ゆっくりしたいけど、夕飯食べられなくなるのはイヤだし、仕方ないね。
広い谷間に3軒のホテルと大きな日帰り入浴施設があり、いずれも同じ会社が経営しているようである。
まずは洗い場で今日1日分の汗を流し、内風呂へ。
Pi-子隊長:気持ちいいけど、やっぱり暑いね。
まる子:西日本で最大という露天に行こうか。
内湯から露天に出てみると…まあ、確かに大きいけど、西日本最大というほどでは…?
まる子:「一の湯」だって。あ、あっち側にも温泉あるね。
Pi-子隊長:あれが「二の湯」か。じゃあ、奥にあるのは「三の湯」か。
さらに奥には「四の湯」「五の湯」と続き、湯船は全部で5つ。
これらを全部合わせた総面積が西日本最大なんだね。
さらに8つの貸切風呂(露天)があるそうで、一の湯〜五の湯、8つの貸切風呂を全部合わせたらどんだけ広いんだろうか。
お湯はほどよくぬるく(夏場は加水)、もっとゆっくり浸かっていたかったけど、時間が 近づいてきたので、後ろ髪を引かれながら脱衣所へ向かう。
マコ:遅いよ!
ピッキー:ラストオーダー終わったらどうするんだ〜!?
Pi-子隊長:ごめん、髪の毛乾かしてた。
女子(と言える歳じゃないが)は時間がかかるんだい!
宿までは車で5分ぐらいの距離。
ラストオーダーまでは余裕で間に合い、食事にありつくことができた。
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ラーメン&チャーハンのセット | ごちそうさまでした |
注文したのは、ラーメン&チャーハンのセットに餃子。
美味しかったです。(⌒¬⌒*)
(Pi-子)
本日のお宿 : 熊野古道の宿・中華れいめい