大山不動尊&春木屋(民宿)


春木屋さん前にて

帰りはなぜか来た道とは違う道で、ひどく山道。
春木屋ご主人、我々をどこへ連れて行こうというのか!?(^_^;

春木屋主人:まぁまぁ、そうビビリなさんな。おススメの絶景ポイントがあるだよ。
またスーパーなドライブになるのだろうか?

春木屋主人:ほれ、そこに立派な家があるだろ。
一同:うん・・・
春木屋主人:あれは都内の某料理屋の女将が3億円で建てたもんだでよ。
一同:ほ〜!

しかし、絶景ってこれ?

春木屋主人:絶景ポイントはこの先だ。
と、到着したのはお寺の境内。

春木屋主人:棚田の灯りもいいけど、ここからの見晴らしは最高だで。
一同:おおっ!確かに綺麗だ!!
春木屋主人:昔はここから明かりの数を数えて、村の世帯数を村長が確認したんだそうだ。
一同:へ〜!


この時はどこにでもある田舎の地元のお寺かと思っていたのですが、調べたらここは「大山不動尊」といい、なんと724年(神亀元年)に創建!!(聖武天皇が即位した年)
そして成田山新勝寺 神奈川県の大山寺とともに関東三大不動と称されているのです。
源頼朝、足利尊氏も信仰し、水田の寄進、社殿や山道の石段を築造したのだそうです。
ちなみに雨乞いの聖地とされているそうですが、チームアドベンチャーには雨乞いよりも晴れ乞いの方が必要かと・・・

b 春木屋主人:ほれ、こっちにある階段、見てみぃ。
るむ:うわぁ〜、すごい急階段!!
まる子:しかも、古くて一段一段が丸くなっているから危ないわね。
春木屋主人:祭りの際にはここの急な階段から神輿を上げるンだ。迫力あるでよ。
一同:ほ〜、すごい〜!

春木屋ご主人のうんちくにただただ驚く。
ガイドブックに載っていない夜の裏観光案内は非常に有意義なものであった。



一同:ただいま〜!
春木屋女将:おかえりなさい。風呂は2箇所とも用意できてますのでお好きな方をお客様で決めて使ってください。
ピッキー:どっちが広いですか?
春木屋女将:奥の方ですね。
ピッキー:じゃあ、奥のお風呂をみんなで入り・・・
るむ:じゃあ、奥の方は女性用で、もう1つの方を男性用で使います。
(ぴしゃり)

・・・というわけで、風呂の準備だ。
大将:あ、オレ、トイレ行ってから風呂行くわ。
ピッキー:おう、先に行ってるよ。


奥が女性用にしたから、手前にある方が男性用の風呂だな。
るむ:ねぇ、ねぇ。
男性用の風呂の戸に手をかけた時、るむさんに話しかけられる。

るむ:さっきはああ言ったけど、今回だけは特別に一緒に入りましょ

・・・てな感じでこっそり混浴のお誘いが・・・

るむ:奥のお風呂場ってどこにあるんだろう?見つからなくて。
混浴のお誘い・・・あるわけもなく。(妄想終了)
ピッキー:・・・探してみようか。

ひとしきり旅館内探索。
到着した時に説明を受けたとおり、古い建物は増築、改築を繰り返して、別棟もあるらしく(家族用と客室用か?)ちょいと複雑な作りになっている。

ピッキー:これじゃないか?
そっと扉を開けてみると・・・ビンゴ!脱衣所らしい場所を発見!!

ピッキー:まさにここだな。
るむ:ありがとう。
ピッキー:じゃあついでに一緒に・・・
るむ:じゃあねえぇぇ。
(ぴしゃり)
あえなく扉は閉ざされてしまった・・・

男性用風呂に戻る途中、春木屋ご主人に話しかけられる。
春木屋主人:兄さん、写真に興味あるんだろ!?こっちに棚田の写真集があるんだよ。ほら、これがあーで、こーで・・・

タヌキじゃなくて・・・何だっけ?忘れてしまった
後ろにある板は流鏑馬の的
使い古された杵と臼と釜
春木屋さんの歴史を感じる

ふう、やっと話が終わった。
ようやく風呂に入れる・・・

るむ:ふぅ、いい湯だった。あれ?お風呂、これから?
男性用の風呂の戸に手をかけた時、再びるむさんに話しかけられた。

ピッキー:・・・ずいぶん早いね。
るむ:まあまあ、いいタイムが出たわ。
ピッキー:そう?おめでとう。


さて、風呂に入るとするか。

大将:遅いな。どこ行ってたんだよ?
ピッキー:話せば長い事情が・・・


話をしながら、体を洗うべく、蛇口から洗面器に湯を注ぐが・・・
ピッキー:冷てえぇぇ!いつまでたってもお湯が出ない!
大将:そっちの蛇口はトラップだ!お湯を出したければ、もう一方の蛇口を使うしかない。

早く言ってくれ ( ̄  ̄!)

ひとしきり体を洗い終えてから湯船へ
ピッキー:熱いぃぃぃ!この風呂めっちゃ熱いでー!!
湯船からあわてて飛び出る。
大将:そうだ、ここの風呂はトラップだらけで、非常に危険なのだ!!
それを早く言ってくれー!! (+_+。)

前にもこんなことがあったな(茨城・福島編参照)
とりあえず温まったものの、なんとなく満足せず風呂を出る。

後から女性陣から話を聞くと女性風呂は至極快適だったようだ・・・。

やっぱり今度から混浴にしよう!!!

これを読んだ当HPの読者の皆様に御願いだ!
是非、混浴が実現するように掲示板やメールで訴えて欲しい!!!
(管理人はPi-子なので、このテのお願いは即却下します。)

風呂の後は宴の時間だ。
女将さんにビールを頼んだら、漬物のきゅうりを添えてあり、なかなか美味であったことを付け加えておく。

大将:明日の予定は?
Pi-子隊長:まず仁右衛門島行ってから、館山の崖の観音を見て、帰りに着く感じかな。
まる子:あ、富里(とみさと)って行く?マコから道の駅で「枇杷(びわ)ようかん」買ってくるように言われてるのよ。枇杷が名物でおいしいんだって。
Pi-子隊長:富里・・・は方向的に全然違うんでない?成田の方だよ。
大将:富里の名物は枇杷じゃなくて、スイカだぞ。オレ、富里のマラソン大会出たことあるけど、給水の代わりにスイカが置いてあるの。その名も「スイカロードレース」!
まる子:え〜、じゃあ違うのかな?千葉の南の方って言ってたけど。
ピッキー:富浦(とみうら)じゃないですか?あそこは枇杷が名物だし。
Pi-子隊長:館山行ったら、富浦は通るね。許可しよう。

るむ:その前に「みんなみの里」も、もう1回行こうよ。あそこからシャトルバスに乗った時、200円のお買い物券ついてたけど、今日お買い物しなかったから余っちゃってるのよね。
Pi-子隊長:私もだ。許可しよう。

ピッキー:朝の棚田を見てみたいんだけど・・・
Pi-子隊長:そうだね〜、明るい時の感じも見てみたいし、許可しよう。ご主人に連れて行ってもらった神社もついでに行ってみたいね。

ピッキー:まとめると、棚田&神社→みんなみの里→仁右衛門島→館山の崖の観音→富浦のみちの駅・・・って順番で帰る、と。
まる子:あ、「The fish」も忘れちゃダメよ。
Pi-子隊長:そうだった。富浦の道の駅の次は金谷港の「The fish」へ寄ってお土産買って帰る、と。

大将:「The fish」って?
Pi-子隊長:鋸山の近くにあるお土産&レストラン施設のこと。大将は今日行かなかったからね。
大将:う〜ん、どっかで聞いたことあるような?・・・まあいいか


棚田カフェでいただいた祭り寿司ときゅうりの漬物 盛り上がる宴会

明日の予定も決まり、一通りの区切りはついたのであとはリラックスしながら雑談を楽しんだ。

ちなみに天気予報によると、明日の天気は
合羽と傘は手放せない一日になりそうだ。

(ピッキー)

本日のお宿 :