Pi-子隊長:8時になると音楽が鳴るみたいだよ。
ピッキー:う〜ん、円満造じいさんには悪いが、それまでは待てないな。
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道の駅の裏手の見事な桜 |
円満造じいさんの人形 | |
誰が行こうと言い出したのか、道の駅の裏手へまわってみると、土手沿いにずらりと桜の花が。
遅咲きの桜がまさに散り始めた timing だった。
るむ:わ〜、きれい!
早朝ということもあるが、秋田はまだまだ寒く、この冷たい空気が移動の長さを実感させた。
マコ:ああ、ここまで来たんだなぁ。散りゆく桜も祝福してくれているようだ。(しみじみ)
ピッキー:まあ、ここからは運転代わるよ。秋田は多少、道知ってるし。
マコ:お願いします。
ほんのトイレ休憩だけのつもりで立ち寄った「道の駅・なかせん」だったが、ドンパン節あり、桜ありで意外に時間をとってしまった。
事前情報では、この時期の角館は8:00に市の駐車場が満車になると聞いていたので、急いで角館へ向かう。
8時ちょい前、角館に到着。
Pi-子隊長:あ、そこ、駐車場入り口じゃない?
ピッキー:言うのが遅いよ、通り過ぎちゃった。
Pi-子隊長:じゃあ、もう1周回って・・・
マコ:それより、そこ開いているスペースあるからUターンした方がいいかも。
大将:そうだな、だいぶ車の台数増えてきたし。
マコちゃんの提案に従い、Uターンして駐車場へ。
気がつけば、後ろにはすでに車の列ができていた。
実際、我々が駐車スペースをゲットした後、ここの駐車場はいっぱいになってしまい、それより後の車は町の中心から離れた駐車場へ行くよう言われているのが聞こえた。
ぎりぎりセーフ (^_^;A
まずは角館の名所その1、桧木内川土手沿いの桜のTunnelへGO!
こちらはちょうど満開。
期待を裏切らない美しさである。
空が曇っているのが残念ではあるが・・・。
るむ:さっきの道の駅の桜もきれいだったけど、こっちの方がなんか豪華な感じがする。
マコ:こっちの方が距離があるからかな?それと歴史も?
Pi-子隊長:やっぱり歴史かね。1本、1本の桜の木が太いもんね。
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全長2kmに及ぶ桜のトンネル | |
桧木内川堤のソメイヨシノは、1934年(昭和9年)に皇太子(現在の天皇)の誕生の記念し植えられたものだそうだ。
本数は約1万本、全長は2kmに及ぶ。
桜の花を堪能したので、次は角館の名所その2、武家屋敷の方へ。
さすがにみちのくの小京都と言われることはある風情は抜群だ。
角館は秋田県のほぼ中央に位置し、江戸時代に城下町として栄えたところ。
元和6年(1620年)この地を治めることとなった芦名義勝によって開かれたもので、三方を山に囲まれた盆地の地形は、城下町を形成するにはもっとも適していると考えられたからだ。
その後、芦名家が断絶。明暦2年(1656年)佐竹義隣が角館を統治するようになり、 以後200年余りに渡って政治・経済・文化の拠点として栄えることとなった。
佐竹氏は京都の公家出身だったため、東北にありながら、京都の文化も色濃く伝えられたのだそうだ。
角館の桜の歴史は1664年、京都の公家の娘が佐竹家に嫁いできた時、嫁入り道具の中に枝垂桜のが入っていたことがその始まりと言われている。
名物の枝垂桜は昨日の雨で終了となってしまったらしくほとんが葉桜となっていた。
散ったばかりであることは落ちた花びらが綺麗であることが証明しており、それが時折風に舞う姿が美しい。
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武家屋敷のしだれ桜は殆ど終わり(残念) | でも、ところどころ残ってます |
Pi-子隊長:う〜ん、「あわれなり」だねぇ。おじゃる、おじゃる。(←若干意味不明)
るむ:ところで、まる子さんとマコさんがいなくない?
大将:さっきまで一緒にいたぞ。どこ行ったんだ?
ピッキー:あっ、あそこにいた!
マコ&チョコ姉夫妻は特設の日本酒試飲コーナーにはりついていた。
早速、秋田の酒に挑もうと言うのか。
マコ:おお、にごり酒は酸味が利いていてうまい!吟醸はすっきりとした味わいでこれもうまい!!
まる子:げほ、げほ、う〜ん、鼻もつまってるし、イマイチ味が分からない。体調不良が残念だわ。
マコ:しかし、空きっ腹にはキクなぁ。
大将:そうだな、腹へったな。
どうやら結局、花より団子であったようだ。
しかし、全員朝ごはんを食べておらず、空腹なのは仕方がないことと言えよう。
るむ:まだ、お店あんまりやってないね。
Pi-子隊長:ぶらぶらしていればオープンするんじゃないの?
仕方なく武家屋敷を散策。
そこで我々は1件の露店を発見した!!(←水スペ風に読んでね)
ピッキー:あっ、玉こんにゃくだ!
大将:早速、ゲッ〜ト!!
ピッキー、大将、マコの男3人はこの店で玉こんにゃくをゲットした。
大将:あつーい、からーい!(~◇~ ;)
どうやら辛子をつけすぎたようだ。
マコ:あつーい、からーい!涙とまらねぇ!!(T◇T)
こちらも同様のようだ。
ピッキー:あつーい、からーい!咳がとまらねぇ!!(||'Д`)ごほごほ
こちらも同様ののようだ。どうも秋田の辛子は強烈のようである。(つけすぎという話もあるが)
朝食のうどん |
ようやく落ち着いてきたところで、何件か軽食屋やらうどん屋やらがオープンしてきたので、近くのうどん屋へ入ることにした。
るむ:おいしかった〜。うどんって角館の名物なの?
Pi-子隊長:うん、「稲庭うどん」が有名だよね。お土産用の乾麺なんかも売ってるよ。
まる子:えっ、お土産?他にも何か名物はあるの?
Pi-子隊長:お菓子なんだけど「唐土(もろこし)」かな。お母さん(ピッキー母)好きだし、お土産も兼ねて買って行こうかな。
まる子:お店はこの辺にあるの?
Pi-子隊長:近くにあるよ。後で行こうか。
ようやく腹が満たされたので、再び武家屋敷の散策へ出かけた。
うどんを食べる前にはまだ閉まっていた武家屋敷も、ぼちぼちオープンの時間になっており、何件か武家屋敷の中を見て回った。
大将:武家屋敷とか、その中の調度品とかよく残ってるよな。
ピッキー:本当、侍とか忍者がその辺歩いてても違和感ないね。(笑)
実際に映画「たそがれ清兵衛」の撮影は角館で行なわれてます。
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角館武家屋敷を代表する青柳家 | 河原田家 建物は明治時代に建てられたものですが 屋敷の間取りは藩政時代のまま |
「たそがれ清兵衛」の撮影に使われた岩橋家 |
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| のぞき見るむさん(お銀さんいた?) |
まる子:あれ、Pi-ちゃんとるむさんは?
2人の姿がまるで忍者のように(?)忽然と消えた。
Pi-子隊長:みんな、こっち、こっち。
るむ:「武家屋敷資料館」だって、入ってみようよ。
ちょっと奥まった路地から2人の声。
行ってみると通りから少し入った路地に「武家屋敷資料館」はあった。
古い米蔵を使っているらしく、建物にもその価値はありそうで、中には武具、衣服、調度品、古文書などが展示されていた。
武家屋敷でも、武家屋敷資料館でも当時の人々の生活が伺え、非常に興味深く見学することができた。
るむ:京風の装飾が見られる打掛けだって。
Pi-子隊長:これ「何でも鑑定団」に出したらいくらぐらいするんだろうね?
お金で価値を計ろうなど・・・どこにでもこうゆう俗っぽいこという人間がいるものだ。ヽ( ´ー)ノ フッ
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ちょっと奥まった所にある「武家屋敷資料館」 | 比内地鶏焼き鳥、まいう〜♪ |
武家屋敷資料館を出たところで
「比内地鶏焼き鳥」というのぼりを発見!!
比内鶏は古くから秋田県の北部、比内地方で飼育されてきたので、鹿児島の薩摩鶏や愛知の名古屋コーチンと並ぶ
日本三大美味鶏のひとつに数えられている鶏肉。
飼育に当たっては、比内地鶏本来の肉質を得るため、昔ながらの放し飼いで育てるという。
いや、うんちくは不要だろう。
まずはレポーターの責務として、私が試しに食べてみよう。
いや、飽くまでも
試しですよ。(*^_^*)
うん、まいう〜〜〜〜 (=^^=)
噛むば噛む程にに味とコクが口の中にひろがります。
横を見ると大将とマコちゃんも比内地鶏焼き鳥をゲットしていた。
まる子:みんな、よく食べるねぇ。私なんか胃が痛くなってきた。
マコ:空きっ腹にカゼ薬でも飲んだか?
まる子:この辺に薬局ってある?
Pi-子隊長:あると思うけど・・・探してみようか。
薬局を探している間に、他のお店にも立ち寄っていて、いつの間にか唐土(もろこし)、秋田の期間限定の地酒なんかもゲットしていた。
(胃薬もちゃんとゲットしましたよ。)
チョコ姉さんの疲れをいやすため、無料休憩所でしばし、お茶&休憩。
その後、次なる目的地に出発すべく、駐車場まで向ったのだが、さらに露天・お土産屋をひやかす者、再び桜のトンネルを通ってひたる者、
黙々と写真撮影をする者、みんなバラバラ・・・。
みんな、自れの興味の向くままに、
一枚岩の如く団結力を披露した角館であった。
(ピッキー)
(お役立ちリンク) |
角館町観光協会 |
角館町観光協会のサイト。角館までの行き方、観光地の説明など詳しい説明、すてきな写真が載ってます。 |