前日の予報でも
晴天、降水確率は10%・・・だったはずなのに、なぜか当日は朝から天気が
暗雲立ち込めている!!
しかもここ数日は穏やかだった気候にも関わらず
今日に限って寒風ふきすさんでおりますが!?
本日はるむさんが我らが秘密基地に集合、まる姐さんは途中でピックアップ予定。
るむ:おはよ〜、何で〜?寒いよ〜。
ピッキー:ハハー、申し訳ございませぬ。
るむ:昨夜の予報では穏やかに晴れるはずだったのに・・・ごほごほ。
ピッキー:全ての責任は隊長に・・・あ、只今、車をあっためておきやした。
るむ:こんな寒くなると思わなかったよ。カゼが悪化しそう。
ピッキー:もし寒ぅございましたら、某(それがし)の人肌にて・・・
るむ:下郎は失せるがよい!
ピッキー:ハハー
風邪の影響からか、寒さのせいなのか一段とドスが効いて迫力のある、るむちゃん。
荷物の積み込みを終え、さぁ出発だ!
途中、100円ショップで道中の菓子類を購入しつつ、たいした渋滞も無く順調に進行。
どんよりとした空の下、渋滞がないことだけが唯一の救いだ。
袖ケ浦バスターミナルでまる姐さんをピックアップ。
入口をうっかり行き過ぎたため、バスターミナルを通り過ぎ近くのコンビニに駐車。
田舎のコンビニは駐車場が広くて助かる。
後でお礼代わりにコンビニで何か買い物をしよう。
コンビニからバスターミナルまでは歩いて移動することにした。
車から降りると改めて寒風が見にしみる。
わずかではあるが南下しているはずなのに、どんどん寒くなっていくような・・・
気温とリンクして雲もどんどん厚くなっていくような気がする。
まる子:げほ、げほ、おはよ〜、天気も体調もイマイチ。
コンビニからバスターミナルへの途中でまる姐さんと合流。
少し顔が赤いのは風邪のせいで、決して酒のせいではない・・・・・・・・・・・・と本人が言っていたので、そうゆうことにしてあげよう。
ここから一気に鴨川方面に目指して出発!!
引き続き道中は快適なドライブが続く(天気を除く)
景色もだいぶ山や田畑が増え、のどか〜な雰囲気。
富津金谷で高速を降り、まずは休憩&昼食をとるべく東京湾フェリー金谷港の横にあるレストラン&土産物売り場"the Fish"に向かう。
ピッキー:むっ!なにやら車のフロントガラスに水滴がついてます!!
Pi-子隊長:ハハハ、この車は汗っかきだな・・・
一同:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ピッキー:どうやら汗をかいているのは空みたいですよ。
るむ:はぁ・・・
まる子:半日ももたなかったね。
ピッキー:まったく大将の食欲なみの辛抱のなさだ
Pi-子隊長:これから山に登るのだ。涼しくていいじゃないか。そうだろう?ハハハハハハ・・・はぁ
隊長の乾ききった笑い声がリフレインで響く中、"the Fish"に到着した頃にはだいぶ本降りになっていた。
漁港にはあまりそぐわないガラス張りのオシャレな建物。
土産物屋なので当然だが、入口からみやげ物屋がズラリ!!
千葉の特産品が所狭しと並べられており、特に地元漁港直送の海の幸は量も種類も揃っている。
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まずはがっつり試食! |
まずは試食Time!
ピッキー:めかぶ、うま〜!
るむ:本当だ。おいしいね。
まる子:買ってっちゃおうかな。
Pi-子隊長:・・・・・めかぶなんて・・・
説明しよう。
隊長の弱点(ただ単に嫌いなモノという噂も)は「べたべた」したり「ねちょねちょ」してる粘り気のある食べ物なのだ。(例:納豆、とろろ)
そして、皆もご存知、めかぶはとろみが絶妙にうまい食べ物である。
ここで売られていた「めかぶ」は磯の風味に加え、歯ごたえもしっかりしており、こいつはおそらく海原夕山も唸るうまさと思われるが・・・それだけに高い!(1000円也)
おいしさとコストは比例するのは仕方のない法則だとしても、不況の風厳しい折こいつは考えどころだ。
まる姐さんはすでに買う気まんまんの雰囲気だが。
さらに「めかぶ」の次にうまかったのが漬物類。
やまいもの梅風味などはなかなか自分的には HIT であったが、いかんせん隊長が興味なし・・・
その次ぐらいにうまかった「えびせん」なら隊長もOKだし、値段も手ごろで買って帰ってもいいかもしれない。
しかし"the Fish"の売りは新鮮な海鮮物だけではない。
Pi-子隊長:ここのバウムクーヘンは有名なんだよ。
"the Fish"の中にあるバウムクーヘン工房「見波亭」
「のこぎり山バウムクーヘン」は2006年、2007年と連続でモンドセレクションの特別金賞を受賞している。
地卵&低温殺菌牛乳をふんだんに使い、口の中でふわっと溶けるような食感、ほんのりラム酒の風味がしてちょっぴり大人の味との評判。
ガラス越しにバウムクーヘンの製造過程が見られて、目でも口でも楽しめるようだ。
まる子:一口に「バウムクーヘン」と言ってもハード系とソフト系とかロールケーキみたいになっているのとか種類があるんだね。
Pi-子隊長:端から食べたいもんだね。
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ガラス張りのバウムクーヘン工房 | うまそ〜 | |
まる子:私は「めかぶ」と「バウムクーヘン」と・・・
Pi-子隊長:今、買っちゃう?予定では明日もここ通るから明日にすれば?
まる子:あ、そうなんだ。じゃあ、明日にしよう。
一通り土産をチェックした後はオーシャンフロント・シーフードレストラン「ザ・フィッシュ」へ突入!
生憎窓側は満席で、真ん中の席をゲット。(天気悪いから別にいいけど)
海側は前面ガラス張りで180度オーシャンビュー。
天井も高く広々とした、これまたオシャレな作り。
外にはオープンテラスの座席もあり、本来であれば真っ青な海、真っ青な空、そして太陽が燦燦と照りつける・・・筈であるが、本日は
白い空、グレーの海、そして窓には水滴。
・・・という悪天候にもかかわらず、レストラン内はそこそこの混雑。
まぁ、前日まで晴れの予報&3連休となれば、絶好の行楽日和であり、計画した以上はとりあえず来たという人も多かろう・・・
しかしながら、今回も
誰かのせいで全てが台無しである・・・
食事はそれぞれ金目鯛の煮付けや鯵尽くしなど当然お魚三昧。
地元で水揚げされたものということもあり美味であった。
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 いただきま〜す |
ガラス張りのオシャレな店内 | | |
食事の後は鋸山へ。
岩肌が鋸の歯のように鋭いことからその名がついた、房総三名山に数えられる鋸山。(房総三名山:鋸山、清澄山、鹿野山)
標高329mの低山だが、山のほとんどの部分が日本寺の境内になっており、大仏、百尺観音、千五百羅漢など見処満載。
山頂までをわずか4分でむすぶロープウエー、ほぼ山頂近くまで車で行ける「鋸山登山自動車道」(有料)もあるが、我々はチームアドベンチャー!
「鋸山観光道路」(無料)を通って東口管理所近くの駐車場(無料)で車を停め、人力で登る予定だ。
普段地下にもぐっている我々であるが、今回は気分を変えて、たまには高さをたっぷり満喫する予定である。
Pi-子隊長:途中で秘密の洞窟が見つかればもうけものだね。
約1名を除き、高さをたっぷり満喫する予定である。
とりあえず、駐車場まで来たはいいが、雨は相変わらずじとじと降っている。
Pi-子隊長:あ〜、どうしようかね。風はさほどないから登れないことはないと思うけど。
ピッキー:風はなくとも、風邪の人が2名いますが
るむ:でも、せっかくここまで来たんだしね。ちょっと行ってみて、様子みようか。
入り口まで行くと入場券売り場には誰もおらず、ニャンコが2匹。
ここの通行料は現金ではなく、煮干なのだろうか・・・
やや戸惑っていると、受付係りの人がやってきたので、入場料を払って
いざ突撃!
少し階段を上がっていくと「大仏広場」になっており、高さ31mの大仏がお出迎え。
1783年(天明3年)名工・大野甚五郎が3年を費やして完成させたもの。
しかしながら、長い間放置され、ボロボロになってしまったものを昭和40年から44年にかけて復元されたものだという。
日本一大きな大仏様だそうで、なかなかの威容だ。
早速、大仏様をレンズに収めるべく、カメラをかまえるが、見上げるとレンズに無数の雨粒がつく・・・はぁ、どうにかならんものか。
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 大仏様の隣にある「お願い地蔵」 |
日本一大きな大仏様 | | |
Purururu・・・
ピッキー:大将から伝令だ・・・もしも〜し!
大将:こちら大将。予定通り会社を夕方に出るが、待ち合わせについては別途相談したい。
ピッキー:了解。ところでそちらの天気は?
大将:曇りだ。どうも怪しいが降る予定がなかったので大丈夫だろう。
ピッキー:こちらは雨だ。
大将:な・・・なんだってー!!
ピッキー:夕方までにどう状況が転ぶかわからないが、房総の電車は雨に弱い・・・
大将:そうなのか・・・
ピッキー:最悪はタクシーで来られたし!
大将:請求は隊長にあげとくぜ
ピッキー:おう(ガチャ)
請求は自由だが、支払いがあるかどうかは別だぜ・・・
るむ:大将スーツでこないかしら・・・うふふ
まる子:そうね、紙袋をもってね。
Pi-子隊長:目は生気を失ってうつろなのが好ましいな。
ピッキー:ここは樹海でないのだが・・・
(
朝霧高原・青木ヶ原樹海編参照)
「大仏広場」からはなだらかな上り坂が続く。
山道とはいえ、ここはほとんどコンクリートで整備されているので雨が降っていても歩きやすい。
途中から急な階段が始まり、進んでいくと弘法大師護摩窟。
Pi-子隊長:"窟"っていうから、ちょっと期待したんだけどね〜。人が入れるような洞窟じゃないね。
「弘法大師護摩窟」は弘法大師が滞在した際に、100日間護摩を焚かれ、大黒天の石仏を手彫りされたと伝えられている場所。
今は弘法大師(空海)他、多数の石仏が安置されている窟であり、人が入るところではない。
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 護摩窟 |
石段をひたすら上る | | |
さらに階段を登っていくと、不動滝へ。
滝・・・という名がついているが、岩の壁に雨水が若干流れている程度なのだけれども・・・枯れてしまったのか?
案内板には 「茫々たる宇宙人無数」ってあるが、どういう意味?
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不動滝 | 宇宙人って? | |
Pi-子隊長:う〜ん、分からないけど、写真撮っておいて、しずるに聞いてみるか。宇宙人同士、何か分かるかもしれない。
もしかして、正直者にしか見えない宇宙人がたくさんいるんだろうか?
と思いつつ先へ進む。
この先も延々と階段が続く。
コンクリートでよく整備されているので、こんな天気(雨)でも靴はどろどろにならずに済むが、きついことに変わりはない。
喉の渇きを感じる。
そうだ、水を買ってたっけ・・・あ、しかし水は車の中におきっぱなしだ!
そういえば、最初は「様子を見るだけ」と言っていたのだが、
誰だ!本格的に登り始めたのは!?
こんなことなら水だけ持ってくればよかった。
そんなことを思いながら、せっせと登り続けると、「百尺観音像」と「山頂展望台」の分岐点にさしかかった。
Pi-子隊長:目指しているのは山頂だけど「百尺観音像」も見てみたいね。
るむ:地図を見るとこの分岐から「百尺観音像」はすぐ行けそうだから、「百尺観音像」見た後で山頂に向かったら?
Pi-子隊長:そうしようか。
切り立った岩に囲まれた薄暗い道を進む。
あまりにもきれいな断面から、これらの岩は人工的に切り取られたものだとわかる。
鋸山は良質な房総石の産地として知られ、江戸時代から明治にかけて盛んに切り出されたのだそうだ。
名前の由来である鋸の歯のような独特の山の形も、自然にできたものではなく、石を切り出した結果ということだ。
切り立った谷間の向こう側は広場のようになっており、BIGな百尺観音が出現。
うーん、でかい。
さすが百尺(約30m)の巨大観音石像だ。
これは昭和41年、急速な経済成長に伴い、交通事故が急増し「交通戦争」とさえ言われ始めた時代に、交通安全の守り本尊として、6年の歳月を費やした完成したのだそうだ。
大仏様に比べると平面的だが、これはこれで迫力がある。
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 地獄覗き |
百尺観音 |
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ふと石像の横を見上げると、その先にはなにやら出っ張った岩があり、その上に人らしき物体が!
Pi-子隊長:あれが「地獄覗き」だよ。皆の者、あそこを目指して、もうひと頑張りだ!
一同:お〜!
とにかく山頂も近いということで改めて気合を入れる一同。
ここからはひたすら登り階段が続く。
そしてようやく「地獄覗き」と呼ばれるスポットに着いた。
「地獄覗き」は鋸山のパンフレット等には必ずと言っていいぐらい載っている断崖から岩の先端が突き出ている場所。
たいてい「関東一円を見渡せる360度の大パノラマ」とかうたっているが、本日は予想通りの
霧の世界。
るむ:・・・富士山見えるんだっけ?
まる子:・・・横浜のランドマークも見らたって、ブログに書いている人がいたよ。
Pi-子隊長:うむ、天気がよければな。見よ、この素晴らしき幻想的な世界を!
浜金谷の街("the Fish"があった所。鋸山の真下の町)がかろうじて見えるといった程度である。
下がよく見えないせいで、あまり「地獄覗き」の迫力を感じることはできなかった。
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浜金谷の街がようやく見える |
ファンタスティックな霧の世界 |
太陽が全てを照らしてくれる!
すごいね〜、富士山が見えるよ。
あれは東京湾、三浦半島、伊豆半島、あれは伊豆七島・・・と頂上の大景観はとても329mの低山とは思えないぐらいに美しい。
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千五百羅漢石像群 |
・・・という展開になると昨日までそう思っていたのに・・・(;_;)
ずえったい快晴時にリベンジしてやるそう心に固く誓ったオレであった。
とりあえず頂上の展望台をひとまわりし(景色は「地獄覗き」と同様だったので詳細省略)下山。
下山ルートは登りとちょっと違う道をとおり、千五百羅漢石像群を目指して下っていくことにする。
千五百羅漢石像群は大野甚五郎(31mの大仏様を彫った名工)とその弟子たちが1779から1798年の間、21年間かけてに彫り続けた1553体の羅漢像とのこと。
登り同様、こっちの道も整備されており、雨でも歩きやすい。
頂上から約30分ぐらい下ったところで羅漢石像と対面。
洞窟のくぼみに多くの羅漢様が見られた。
微笑んでいる像、怖い顔している像・・・実に表情が豊かで、仏像マニアではないけれど、一体一体見比べていくのはけっこう面白い。
中には首がない羅漢様もいて、夕暮れ時に一人で来るのは怖い気もしたけれど・・・
折れてしまった物は明治時代の初期、仏教排斥弾圧運動の廃仏毀釈 (はいぶつきしゃく) によって全ての破壊されたからで、現在少しずつ修復しているのだそうだ。
千五百羅漢石像群をさらに進み、奥の院へ続く小さなトンネルをくぐった。
Pi-子隊長:ちょっと、そこでストップ!
まる子:どうしたの、隊長?
Pi-子隊長:そんな涼しい顔でトンネルくぐっちゃダメ!こう"やっとのことで通ることができた"的なポーズをしないと。
るむ:・・・最近、演出が細かくなってきたわね。
※ 演出=やらせ
 奥の院へ続く小さなトンネル |
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奥の院のおだやかな表情を浮かべた石仏 |
そして、ようやく車を停めてある東門まで帰ってきた・・・のだが
Pi-子隊長:あ、そっちじゃなくて、こっち!
駐車場と反対の道を進みだす隊長、とそれに続く隊員。
少し行ったところにある広場のような場所にはお堂が建設中?
Pi-子隊長:いやいや、建設中というより再建中みたいだよ。あ、こっちに説明書きが・・・
昭和14(1939) 年の登山者の過失による山火事により、仏像や本堂を含む建造物など文化財を焼失してしまいました。
その後、すぐに復興計画が立てられましたが第二次世界大戦時に鋸山が軍の要塞となり、当時の復興協力者の死去や資金面、国定公園指定化などにより復興が遅れ、現在に至っております。
現在、参拝者の寄付および拝観料から復興を進めております。
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再建中の本堂 |
心字池 |
さらに先へ進むと下のほうに池のようなものが見えてきた。
Pi-子隊長:これが「心字池」か。写真で見たときはきれいだったんだけど・・・そうでもないね。
心字池というぐらいだから「心」の形をしているのだろうか?
上から見ても木が覆っているのでよく分からず。
まる子:あ、でも、秋の紅葉の時はきれいそうだよ。
るむ:もうちょっと大雨が降ればよどんだ水が流れてきれいになるんじゃない?
隊長のがんばりが足りないということか。(いや、がんばらなくていいけど)
心字池を後にし、駐車場へ戻る。
標高329mしかない山だが、天気も悪かったせいか、それなりに疲れた。
何事にも油断は大敵、なめてかかってはいけないということだ。
それを我々に思い知らせる為、こんな天気にしたのか・・・さすが隊長!
これも来るべき次のミッションに向けての鍛錬にもなったということだ。
(ピッキー)
(お役立ちリンク) |
the Fish |
金谷港のすぐ近くにあるお土産施設。ガラス張りのオシャレな建物には地元の新鮮な海産物を中心としたお土産がいっぱいあります。 バームクーヘンの通販もあり。 |
鋸山 日本寺 |
鋸山・日本寺の公式サイト。日本寺の歴史から鋸山の名所案内、見所情報等をお伝えしています。 |